夜中に尻に火が付いたように書き、推敲もせず投稿したことをお許しくださいm(__)m
ファスト映画の摘発
最近何かと話題の「ファスト映画」がYouTubeで摘発され、逮捕者も出ました。
ファスト映画とは、「映画などの作品を10分程度に要約したダイジェスト動画」です。これは映画に限った話ではなく、アニメ・ドラマ・小説・評論・ゲーム・音楽などすべての作品に当てはまります。ファスト映画はあらすじのネタバレだけでなく、作品の映像をガンガン使用していたようです。
ファスト映画を擁護する意見もあるようですが、個人的には「仕方ないかな~」という感じです……w まあ、起承転結全部言われて、映像を無断使用されて、さらに金まで稼いでいたら、そりゃあ規制も入りますわ。
考察・レビュー系は?
さて、本題はここからです。今回はYouTubeだけですが、ブログも対岸の火事ではいられません。自分のような「作品を考察する人」も、その煽りを受けることは必至です。
レビュー・批評・考察も摘発対象? そう危惧して自主規制に追い込まれるその関連のYouTuberやブロガーも少なくありません。そんな色めき立つネット界隈で、考察・レビュー系は生き残れるのでしょうか?
考察や批評に使うネタバレや画像は引用か、あるいは剽窃か、法的な視点で見る必要があります。自分は法律の専門家でもなんでもないド素人ですが、大まかに引用のルールはこのようです。
① 引用先をしめすこと
② 自分の主張が主、引用が従であること
ただ、この基準が実に曖昧過ぎる気がします。①はまだしも②が特に。少なくとも自身の感想や主張がなく、映像・ストーリー垂れ流しのファスト映画が盗用なのは了解できますが、果たして考察系はそれに準じているのでしょうか? 自分のブログを見返してもよく分かりません……
結局これは著作者や裁判所の判断に委ねられるので、自分がいくら悩んでも仕方がないです。自分は彼らに生殺与奪の権を握られていることを承知の上で書いていることを意識しなければなりません。逆に言えば、著作者のお目こぼしによって自分は書けているとも言えます。感謝感謝……(ネテロ会長風)
一方で、ネタバレ抜きに批評や考察を書くのは、率直に言って無理です。「だからそれらを書くべきではない」という批判は、飛躍しすぎだと感じます。批評や考察は、ファスト映画と違って自身の意見が主体であり、多角的な視点を与えてくれます。自分も多くの考察系動画(岡田斗司夫さんとか)・ブログに感化され、今に至ります。それは文化的・商業的に決してマイナスではなく、むしろメリットがあることの方が大きいのではないのでしょうか。
結論
結論として、自分は「様子見」です。玉虫色ではありますが、この風潮を黙殺できませんし、全部消すのも癪です。まだまだ自分のブログの影響力は低いですが、おかげさまで検索結果の上位に拙稿が出てくることもあるようです。これを鑑みると、やはり「様子見」しかやり様がないのです。
ただし、著作者側に配慮しなければならないことも事実です。そのため、今後下記の対策を講じる予定です。
① ネタバレの注意喚起強化
② サブスク(Netflix、amazon prime、dアニメストアetc)の配信状況付記
③ 画像の使用は必要最低限に
これらの対策を施すことで、ある程度集客に貢献ができます。ですから、考察・批評・感想系の投稿は今後とも継続しようと思いますので、よろしくお願いしま~。